建てた後に後悔しないための
大宮で注文住宅を建てる際の
間取りや設計の考え方

ここでは、大宮で注文住宅を建てる場合に押さえておきたい、「間取り」や「設計」のポイントをご紹介しています。

注文住宅会社の
「自由設計」という
言葉の
トラップに注意！

注文住宅は、設計の自由度によって「フルオーダー住宅」「セミオーダー住宅」「規格住宅」に分けられます。注文住宅を建てようとすると、ほぼ必ず自由設計という言葉を目にしますが、自由設計には決まった定義やはないため、各社の解釈によって表記されているケースが多いのが実状です。

フルオーダー

間取りも仕様も自由に選べるプランで、いわゆる「完全自由設計」と呼ばれるものです。コストや工期がかかるケースが多いですが、その分こだわりや理想をしっかり反映させられます。

セミオーダー

間取りは自由に設計できますが、建築工法、キッチンやバスルームなども特定の設備・仕様について指定があり、その範囲内で好きなものを選べるプランです。フルオーダー住宅と規格住宅の中間に位置するプランと言え、フルオーダーより価格が抑えられ、規格住宅より自由度が高いのがポイントです。

規格住宅

あらかじめ規格化された間取りや規格パターンがあり、それに沿って建築される住宅です。割安で工期も短い反面、間取りやデザインの自由度は低くなります。大手ハウスメーカーでは100～1000パターンの間取りプランを用意して、そこから選ぶプランを「自由設計」と説明していることもあるようです。

それぞれの特徴を把握し、自分のニーズに合った注文住宅づくりを進めましょう。プロのアドバイスにも耳を傾けてみると良いです。なお、「自由設計」が謳われている場合には、本当にゼロから間取りが作れるのか確認することも大事。実はセミオーダーに近い内容だった…ということもあります。

よくある失敗事例から
注意したいポイント

注文住宅建築を建てる際に失敗しやすい場所ごとに、注意したいポイントを以下にまとめました。

間取り

注文住宅における失敗で、よく聞かれるのが間取りです。部屋の広さや部屋数、家具の配置などで失敗するケースが少なくないようです。家族にとって使い勝手の良い広さ、置きたい家具のサイズなども考慮して、生活しやすい配置を考えましょう。自分たちの希望を叶えること大切ですが、失敗リスクを減らすためには、プロのアドバイスも上手に取り入れたいものです。

外構

室内だけでなく、外構の失敗もあります。見積もりに外構工事の費用が入っていなかったという失敗談は少なくありません。費用を考える際には、外構工事をはじめとした付帯工事費についても必ず確認しましょう。

導線

導線とは、人の動きを指します。快適に暮らすためには、毎日の家事に不便は出ないか、来客時も家の中で自由に動けるか、家族がお互いにストレスなく行動できるかなどを考えましょう。家族みんなの1日の行動パターンを考えながら検討するのがおすすめです。

収納＆コンセント

収納

生活をしていく中で、なぜか物が増えていくことは多いもの。規格住宅であれば予め収納スペースは決められていますが、注文住宅であれば間取りは自由に設計できるので、少し多めに設計しておくといいかもしれません。

とくに、玄関やキッチンは「もっと収納を充実させればよかった…」と後悔する人が多いようです。玄関は、ゴルフバックやベビーカーなど、履物以外の収納スペースも確保すると便利です。キッチンも、調理器具や食器はもちろん、食品や飲料品を保管できるスペースがあると重宝します。

コンセント

コンセントの数や位置に関する敗談もよく見られます。プランニングの際は、家具の配置場所、各部屋で使う電化製品の数などもしっかり考え、わからない場合は多めに設置しておくのがおすすめです。