公開日: |更新日:
注文住宅を建てるには、大きく土地代と建築費用がかかります。ここでは、大宮の土地相場や、住宅建築にかかるさまざまな費用について徹底的に解説しています。
埼玉県大宮エリアの土地相場について、国土交通省土地鑑定委員会から公表された、2021年(令和3年)地価公示のデータをご紹介します。
円/m2 ※2021年4月19日調査時点
※参照元:令和3年地価公示の概要( https://www.city.saitama.jp/005/003/021/006/p011934_d/fil/R3tikakozi.pdf)
注文住宅の建築に必要な費用を見ていきましょう。
まず大きくかかるのが、本体工事費用です。本体工事費用とは、建物そのものを建築するために必要となる費用です。一般的には注文住宅建築にかかるトータル費用の、約75~80%程度*を占めると言われています。
この本体工事費用以外にも必要となる費用があるので、事前に把握しておきましょう。以下に、主なものを挙げました。
*編集部調べ
付帯工事とは、外構工事をはじめ、室内の照明やエアコンといった設備類の購入・設置工事や、ガス管・水道管等を敷地内に引き込む工事など、建物本体以外に必要となる工事費用が含まれます。そうしたものをまとめて「付帯工事」と言います。
もともと建っていた家を取り壊して新たに注文住宅を建てる場合は、解体工事が必要だったり、土地によっては「地盤調査」「地盤改良工事」などの費用もかかる場合もあります。
注文住宅を建てる際の経費とは、設計費用や各種保険、税金など工事以外にかかる諸々の費用を指します。
住宅ローンを利用して注文住宅を建てる方が多いと思いますが、金融機関の多くは、「火災保険」の加入をローン利用の条件としています。「地震保険」は任意のケースが多いようですが、いつ大地震がきてもおかしくない日本なので、入っておくと安心かもしれません。
税金には、不動産の取得に対してかけられる「不動産取得税」、土地や建物の価値に応じてかかってくる「固定資産税」があります。市町村ごとに優遇特例や軽減措置が用意されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
注文住宅を建てる際、建物そのもの以外にも、庭や塀、門、駐車場といった外構の工事も必要になります。エクステリアとも呼ばれるこういった項目にかかる費用は、「付帯工事費用」とひと括りで説明されることもあります。
以上のように、注文住宅を建てる際には、建物の工事以外にもいろいろな必要がかかります。予算の大部分を占めるのが、本体工事、外構工事、付帯工事です。
注文住宅業者を選ぶ時は、各社のプランにこういった費用に内、何がどこまで含まれているかをしっかり確認することが大切です。
対応項目
対応項目
*2021年3月29日時点で「大宮 注文住宅」でGoogle検索した際に上位表示された注文住宅会社30社のうち、公式HPで間取りが自由に設計できるプランの価格と内容を記載している工務店・ハウスメーカーをピックアップしています。
参考価格は2021年10月の情報です。
(※)2021年10月現在、公式サイトで価格を確認することができませんでした。